塔の茶屋


塔の茶屋 ならまち店へのアクセス

名物 茶がゆ 茶がゆ料理 お土産

塔の茶屋 公式Twitter

ならまち店へのアクセス

奈良市 南城戸町 十八番
(近鉄奈良より10分800mJR奈良より15分1.2㎞)

お電話: 0742-22-4348

営業時間: 11:30〜15:30
(材料切れ等の理由で14時頃でも終わる場合があります。)

(夜は予約制で懐石のみとなっております)

定休日: 火曜日


 
 

名物 茶がゆ

奈良の茶粥は、僧坊の斎食ときにはじまり、大和国中はもちろん近国の庶民の間にも広まったもので、古都奈良を代表する味のひとつといえます。
古来奈良は、お茶との縁が深く、茶のふるさとともいわれています。
鎌倉時代中国から日本に茶をもたらした栄西禅師は東大寺復興の大勧進職を務め、日本で最初に京都・高山寺に茶を植栽した明恵上人は南部仏教の復興をはかりました。この両大徳の教学を受けた西大寺の叡尊えいそん上人が大和をはじめ諸国の末寺に茶園を開いたのです。宇治をはじめ茶の名産地の多くは、上人の末寺茶園にちなんだものといえます。(西大寺の大茶盛は叡尊上人の茶徳を仰いだ行事です)
また、興福寺の末寺称名寺から出た村田珠光は、京都に上って茶の湯を創設し、茶道の祖として顕彰されております。
茶のふるさと・奈良の伝統が培った茶粥は、現今では、食生活の変化にともない、あまり食されなくなりましたが、弊亭「塔の茶屋」は、古老より受け継いだ茶粥の枯淡な味を、奈良名物として、広くご賞味いただいております。
さらっとして味わい深い伝統の味「塔の茶屋」の茶粥を、どうぞご家庭でもお楽しみください。

亭主敬白

茶がゆ料理

準備をととのえお客様をお迎えいたしたく
ご予約賜わりますれば幸いです
その際に古美術のお好きなかたは
お申し出ください
楽しい器をご用意させていただきます

移り行く季節を盛る、大和の料理と茶がゆ

  • 茶がゆ懐石
    昼 6,050円より(税込)
    夜 7,150円より(税込)
  • 茶がゆ弁当
    2、750円(税込)
  • 間水
    胡麻豆腐・香の物・甘味
    990円(税込)
  • ミニ懐石

    4,400円(税込)
  • わらび餅おうすセット

    880円(税別)
  • ※ご予算に応じてご用意できますので、ご相談下さい。

おしながき(茶がゆ懐石)

一例 ”葉月”のお献立 (毎月変わります)

先付 茶豆のすり流し
向附 鱧落とし 炒り酒 山葵 梅肉醤油麹
煮物椀 トマト胡麻豆腐 鯛葛叩き 金糸瓜 葛水仙 柚子
甘藷御飯 枝豆
八寸 酒盗の冷製茶碗蒸し 焼き玉蜀黍の海老真薯 茶筅茄子
ヤングコーンとプチトマトの酢漬け オクラの雲丹揚げ
烏賊のルイベ 笹身の紫蘇巻き
焼物 鮎一夜干し うるか 新生姜酢漬け 茗荷酢漬け 蓼酢
鉢肴 冬瓜 大和丸茄子 白木耳 海老そぼろ 湯葉餡 山葵 振り柚子 
酢肴 蒸し鮑 水雲
水物 無花果と巨砲のかき氷 ブルーベリーソース
甘味 玉すだれ


お土産

奈良名物として、
広くご賞味いただいております「茶がゆ」をご家庭でも味わっていただけるよう、
お土産としてご用意させていただきました。
ご来店いただいた方には思い出の品として、「塔の茶屋」の味をごひいきにしていただければさいわいと存知ます。 現在 休止中

  • 名物茶がゆ 作り方一式
    無農薬ヤマト緑茶1袋、ほうじ茶1袋、茶袋1個

奈良の味を手軽に味わえる、一食入りの「茶がゆ」です。お土産に最適です。
弊亭でお出ししているものと同じ「緑茶」と、馴染み深い「ほうじ茶」をセットしました。
鍋で煮出すのに適した特製の茶袋を入れ、伝統の味をご家庭でお試しくださいませ。
「塔の茶屋」の味を家庭で、食べて頂くように無農薬の大和茶を使ったものです。